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APT10といわれるグループによるサイバー攻撃に関し、以下外務報道官談話が発出された
1)サイバー空間の安全は,我が国を含む国際社会の平和と繁栄を確保する上で極めて重要です。
2)こうした中,12月20日から21日(現地時間)にかけて,英国及び米国等は,中国を拠点とするAPT10といわれるサイバー攻撃グループに関して声明文を発表しました。我が国としても,サイバー空間の安全を脅かすAPT10の攻撃を強い懸念をもって注視してきており,サイバー空間におけるルールに基づく国際秩序を堅持するとの今般のこれらの国の決意を強く支持します。
3)我が国においても,APT10といわれるグループからの民間企業,学術機関等を対象とした長期にわたる広範な攻撃を確認しており,かかる攻撃を断固非難します。
4)中国を含むG20メンバー国は,サイバー空間を通じた知的財産の窃取等の禁止に合意しており,国際社会の一員として責任ある対応が求められています。
5)今後とも,政府として国内のサイバーセキュリティ対策の徹底に関する注意喚起を実施する予定です。
6)我が国としては,今後も,国際社会と緊密に連携して,自由,公正かつ安全なサイバー空間の創出・発展のための取組を進めていきます。
同様の声明は、英国、米国等からも発表されており、標的型メール攻撃による知的財産窃取等の被害につき国際的にも関心が高まっているところです。
この種の攻撃にはさまざまな変種、手口がありますが、日頃から、不審なメールや添付ファイルは開かない、OSやプログラムのパッチやアップデートを可及的速やかに設定する等の適切なサイバーセキュリティ対策の一層の強化を行うとともに、不審な動きを検知した場合は、速やかに所管省庁、セキュリティ関係機関に対して連絡してください。
身近なセキュリティ対策については、以下URLを参照
(参考)情報セキュリティハンドブック
https://www.nisc.go.jp/security-site/handbook/index.html
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