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【状況】
アドビ「イラストレーター」の体験版を不正プログラムを使って試用期間を延長していた東京情報大(千葉市)学生42人に著作権法違反で厳重注意。学生らは2015年春、米アドビシステムズ社の画像編集ソフト「イラストレーター」の無料体験版を私有のパソコンにインストールし、不正プログラムを使って設定されている試用期間を延長した。
【背景・経緯】
これらの「クラックツール」はインターネット上で入手できるものもあり、不正利用を助長しているとの指摘。
千葉県警やアドビ社に通報があり、県警が昨年2016.10月に大学に連絡。大学が調査した結果、42人の関与が判明。「違法性の認識はあったが知的財産権を軽視していた」などと釈明。
【対応】
大学はアドビ社に謝罪した。不正利用について「先輩から引き継いだ」と説明する学生もおり、以前から不正が続いた可能性もあり、東京情報大は「情報学を扱う大学の学生としてあるまじき行為。全学生を対象に著作権について改めて指導し、再発防止を徹底したい」としている。 |
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毎日新聞 |
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